7月は大雨に見舞われた西日本は、来週になるとようやく梅雨が明ける見込みです。夏本番の暑さが続くようになります。 夏の高気圧は週が明けると段々と西日本方面に勢力を拡大します。梅雨前線は日本海まで北上し、夏空の広がる所が多くなる見込みです。28日(火)~29日(水)にかけて、梅雨明けする可能性が高くなっています。 暖かな空気に覆われ、強い日差しが照り付けますので各地とも気温が上がります。
梅雨明け直後は厳しい暑さに
特に29日(水)~30日(木)は真夏の暑さで、最高気温は33℃前後を予想しています。内陸部では35℃を超える猛暑日の所がある見込みです。 ただ、夏の高気圧の北への張り出しがあまり強くないため、週の後半は暑さが少し落ち着きます。大気の状態が不安定になり、局地的な雷雨の心配が出てきますので、梅雨が明けてもなかなか安定した夏空は続かないかもしれません。
関東甲信や東北の梅雨明けは8月に
なお、高気圧の北への張り出しが弱いため、関東甲信や東北などの梅雨明けは8月に入ってからの可能性が高くなっています。 ▼平年の梅雨明け日(括弧内は今年の発表日)
沖縄地方 6月23日頃(6月12日頃)
奄美地方 6月29日頃(7月20日頃)
九州南部 7月14日頃( ー )
九州北部地方 7月19日頃( ー )
四国地方 7月18日頃( ー )
中国地方 7月21日頃( ー )
近畿地方 7月21日頃( ー )
東海地方 7月21日頃( ー )
関東甲信地方 7月21日頃( ー )
北陸地方 7月24日頃( ー )
東北南部 7月25日頃( ー )
東北北部 7月28日頃( ー )
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース